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今までは夫婦二人だったのが、パパとママになる……。感慨もひとしおでしょう。しばらくは新しい家族を迎える準備で、嬉しいバタバタが続きますね。住んでいる街の事情や行政サービスについて、大人二人だとあまり気に留めなかったかもしれませんが、いざ子ども・赤ちゃんを迎えるとなると、また事情は変わってきます。出産を機に転居を考えたりあるいは長い目でみて子育てのしやすい街への転居を検討したりするのもアリでしょう。
たとえば、出産したらお祝いやお祝い金が支給される市町村もありますし、ママが仕事を続けたい場合は、保育所や保育サービスの状況も気になるところです。また毎日の子育ての中では、急な子どもの体調不良に備えて医療関係の情報は絶対押さえておきたいところ。また子育てサークルの情報など、気になるポイントはたくさんあります。
待機児童数からみる子育てしやすい街とは?
■すぐには入れない!? 待機児童とは?
待機児童とは、保育所(園)に入るために申請をしているにもかかわらず、希望している保育所(園)の受け入れ体制が整っていないため(定員オーバーや保育士不足など)、入所(園)できずに待機している子どもたちの事をいいます。
・待機児童が多い都道府県
1位 東京都 7,257人
2位 沖縄県 2,305人
3位 神奈川県 2,039人
※各都道府県には政令指令都市・中核都市を含む
・待機児童が多い政令指定都市別
1位 名古屋市 1,032人
2位 札幌市 929人
3位 福岡市 893人
・待機児童0の都道府県と政令指令都市
【都道府県】青森県・新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・鳥取県・広島県・長崎県・宮崎県
【政令指令都市】新潟市・岡山市・北九州市
※平成24年4月1日現在 厚生労働省「保育所待機児童数 集約表」
( http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002khid-att/2r9852000002khju.pdf )より
ただし、これだけでは判断できないのが保育所(園)の難しいところで、待機児童数の少ない都市は、逆に子どもや保育所(園)そのものが少ない場合もあります。
たとえば、この平成23年度の調査で待機児童ワースト4位だった横浜市ですが、保育所の新設や保育士の増員、また一時預かりの拡充などの積極的な対策で、24年度には79%減と、待機児童は23年度の1,463人から302人にまで減少しています。さらに、平成24年4月現在では、待機児童が179人となり、減少率は全国でもトップとなりました。
※参考資料:「平成 24 年 10 月1日現在の保育所待機児童数について」 http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201212/images/phpoQktKu.pdf
保育所の増設や保育システムの拡充など、待機児童の対策については、各市町村で対応が進んでいるところもあります。現在お住まい、また居住を予定している各都道府県や市町の担当部署に問い合わせなど確認することをオススメします。