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ゲーマーから絶大な支持を受けるアキバ老舗パーツショップ「パソコンSHOPアーク」。連載「PCゲーマーのためのパーツ選び」では、同店のベテランスタッフにゲーミングPCを自作するうえでの注意点やオススメパーツを聞き、「メモリ」「グラフィックスカード」「ストレージと電源ユニット」と複数回に渡って紹介してきた。
続く第4回で取り上げるのは「ゲーミングマウス」だ。ゲーミングPC向け自作パーツ、というカテゴリからはやや離れるが、性能面以外でもユーザー体験に大きく影響を与える入力デバイスは、ゲームをプレイするうえで重要項目の1つ。ヘビーゲーマーの中には、お気に入りのモデルを複数ストックして長年愛用しているという方もいるだろう。
もちろん、手の形や使用感の好み、プレイするゲームの内容、プレイスタイルによって“最適なマウス”が異なるのは言うまでもなく、誰にとってもベストなマウスというものは存在しない。ただ、これまでゲームに特化したマウスを使った経験がなく、比較的高額なモデルが複数ラインアップされている中で、何を指標に購入すればいいのか分からないという人もいるはずだ。
ここではゲーミングマウスの基本から、プレスタイルごとに注目したいスペック、定番のオススメモデルなどをパソコンSHOPアークのゲーム担当スタッフである松島氏に聞いた。
●自分のプレイスタイルに合わせたマウスを選ぶ
「まず最初に、通常のマウスとゲーミングマウスの違いは、大きいところではセンサーとスイッチの耐久性が挙げられると思います。例えばFPSゲームをプレイする際は、コンマ何秒を争う繊細な動きで的確に敵を照準に捉える必要がありますが、こうした部分ではより精密に動かせるセンサーが重要です。ただ、マウス感度の話では、設定できる解像度(DPI)が高ければいいというわけではなく、その人のプレイスタイルに合っているかが大事ですね」と松島氏。
「マウス感度を高める、いわゆる“ハイセンシ”の利点は、マウスを動かす距離が少なくてすむ、つまり照準を合わせるまでの時間が短くなるため、アサルトタイプのプレイに向いているかもしれません。また、手首だけの操作で画面360度をカバーすれば疲れにくいという利点もあるでしょう。一方、ローセンシであればエイム(敵に照準を合わせること)の時間はハイセンシに劣りますが、逆に精度が高いので多少マウスの移動がずれていても目標を外しにくいというメリットがあります」と解説する。…