[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
■auが下り速度トップで平均35.22Mbpsと強さを見せた。50Mbps以上の地点が2割を占める。
■ソフトバンクは下り速度平均30.53Mbpsで次点。上り速度では平均12.72Mbpsでトップ。
■NTTドコモは下り、上りともに一歩及ばずも、全測定地点で下り平均10Mbps以上を記録。
■既存駅(高崎~長野)の通信速度が、新規開業駅(飯山~金沢)を上回る結果に。
株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は3月17日、北陸新幹線 スマートフォン電波状況実測調査の結果をまとめた。当社では、定期的にさまざまなシーンでスマートフォンの通信速度、つながりやすさの調査を実施してきたが、今回の調査では、3月14日に長野~金沢間が新規開業して注目される「北陸新幹線」でのスマートフォンの電波状況を把握することを目的とした。北陸新幹線の全13駅39地点(駅ホーム、改札付近、駅前広場)を測定地点とし、NTTドコモ、au(KDDI),ソフバンクモバイル(以下、ソフトバンク)の各iPhone6のデータ通信速度(スループット)の実態を調査した。
速度測定アプリ「RBB TODAY スピードテスト」を利用して、1地点あたり下り通信速度、上り通信速度を各3回ずつ測定し、その平均値をその地点の測定値とした。調査期間は3月14日から15日まで。
■ auが下り速度トップで平均35.22Mbpsと強さを見せた。50Mbps以上の地点が2割を占める。
調査の結果、測定した全ての地点で3社全ての端末が高速通信「LTE」もしくは「4G」の電波を受信できた。動画再生やSNS閲覧等では下り通信速度(ダウンロード速度)がより重要となるが、その下り速度は平均30Mbps前後の高水準な争いとなり、その中で、auが平均35.22Mbpsと頭一つ抜け出しトップとなった。改札付近では平均28.87Mbpsとスコアを落としたものの、駅ホーム(38.01Mbps)や駅前広場(38.79Mbps)で強さを見せた。同社の下り通信速度は、50Mbps以上の地点が全測定地点の2割、40Mbps以上では全測定地点の4割を占めており、高速通信可能な地点数の多さが目立つ。一方で、上り通信速度(アップロード速度)は、平均8.14Mbpsで3社中3位の結果となった。
下り通信速度の速さは、同社がセールスポイントとする「人口カバー率99%」のプラチナバンド帯のLTE網が北陸新幹線の駅でも整備されていることを裏付けるものと言えるだろう。…