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さながら森のなかで深呼吸するような森林浴風味を楽しむことの出来る発泡酒『サッポロ グリーンアロマ』(350ml/500ml・オープン価格・2015年3月10日発売)がサッポロビール株式会社(東京都渋谷区)から発売である。
近年ブームを巻き起こそうと各方面から投入されているのがボタニカル(Botanical)商品。何の事はない、直訳すると”植物(的)”になってしまうのだが、爽健美茶あたりがボタニカル飲料と打ち出した辺りからかなり一般的になってきたコンセプト。
ドリンクだけでなくコスメ・ファッション・インテリア製品にも波及して、植物由来のムーブメントとして認知されている。ちなみにファッションの場合は模様が植物というだけでボタニカル・ファッションとなる。
ではこの『サッポロ グリーンアロマ』のどの辺がボタニカルなのかというと、ベースはアルコール分4%の発泡酒。ただその素材に麦芽とホップだけでなくコリアンダーシードやオレンジピールなどのボタニカル素材(本来、麦芽もホップもボタニカルだが)を取り混ぜたところにある。
つまりボタニカル的にはホップとコリアンダーシードとオレンジピールが主役。さっそく飲んでみよう。
水色はライトなゴールドイエロー。グラスに注ぐとけっこう泡立ちがよく、しばらくは消えないビールに近い印象がある。炭酸はほどよく粒立ちもいい心地よい感触。
特徴はやはりその香り。ビール状のホップの香りを中芯に、コリアンダーシードとオレンジピールがハーブ的な香り要素を付け加える。確かに森のなかにでも迷い込んだような良い香り。
サッポロによると、これがリラックス成分の「リナロール」となるらしい。もともとはコリアンダーなどの天然の植物の精油として存在する物質で、人間はこれを吸い込むことによってリラックスする効果があるそう。正直一緒にアルコール分も取っているわけで、グビリと飲んでリラックスした感じがしたのはリナロール由来かどうかはわからなかった。
味はドライ系で、糖質80%オフがうれしいところ。のどごしもすっきり。ほのかに後味に酸味と甘みが残るのが特徴。確かに糖質をそぎ落としてもっと植物に近いライフスタイルを目指したいと願うボタニカル女子にとっては非常に好ましいアルコール飲料かもしれない。
ぜひボタニカル気分を高めるために、アウトドアで味わいたいものである。
サッポロ グリーンアロマ 350ml×24本