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唐突ですが、みなさん「肉骨茶(バクテー)」ってご存知ですか? 漢字だけ見ると、何だか怪しげな印象を受けるかもしれないけれど、実はシンガポールやマレーシアで人気のローカルフード。骨付きの豚肉を漢方やスパイスと一緒にじっくり煮込んだスープで、やみつきになる味らしいのです!
今回、シンガポールに行く機会があったため、地元民から美味しいと評判のバクテーのお店を教えてもらってトライしてきました~♪
【地元民や観光客でにぎわう店内】
インド人街にほど近い、ファラーパーク駅から歩いて10分位の距離にある「Ng Ah Sio Pork Ribs Soup(ン・アー・シオ・ポーク・リブズ・スープ)」。お昼にはちょっと早い時間帯に行ったにも関わらず、オープンエアの店内は大勢のお客さんで賑わっていて、人気のほどがうかがえます。
バクテー専門のお店らしく、バクテーにプラスしてライスや麺などを注文するのが一般的なよう。周りのお客さんにならって、筆者はバクテーと揚げパンを注文しました。
ほどなくして運ばれてきた熱々のバクテーは、お茶のような褐色の澄んだスープの中に、どーんと大き目のポークリブ、ニンニクが入っています。
【黒コショウのきいたコクのあるスープ】
まずは一口スープをいただいてみると、醤油ベースにピリリと黒コショウが効いたパンチのある味。お肉の旨みとニンニク、スパイスが混然一体となって、奥深いコクが出ているのに、しつこくない!
【暑さで疲れた体に効く~!】
気温35度の屋外で食べたので汗がどっと噴き出したけど、体の奥からじわじわとパワーが出てくるような味なんです。また、スープに浸した揚げパンを口に運ぶと、噛んだ途端にスープがジュワーとしみ出て、これまた美味!
お肉もホロホロとはいかないまでも、十分柔らかく、スープ→ 揚げパン→ お肉→ スープ……のループを無我夢中で繰り返してしまいました。しかも、スープが少なくなるとお店の人がつぎ足してくれるので、お肉しか具がなくても、お腹いっぱいに!
ちなみに、バクテーと揚げパンで計7.5シンガポールドル(約650円)。お得すぎです! シンガポールに滞在中は毎食これでもいいかも、思うほどハマってしまいました。日本でも某スープ専門店あたりでメニューに加えてくれないかしら……。
今年建国50周年を迎え、お祭りムードのシンガポール。同国を訪れる際は、バクテーをぜひぜひ味わってみてくださいね!
(編集部より ひと言)
バクテーは、ご自宅でも簡単に作ることができちゃいますよ! お鍋にスペアリブと、シナモンや八角、クローブなどお好みの香辛料を入れて良~く煮込むだけ! 食べるときにお醤油やオイスターソースなどを合わせたもの少量をお好みで入れて(煮込むときに入れてもOK)。…