[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
警察庁・総務省・経済産業省によると、2013年の不正アクセスは2951件で、前年と比べて1700件以上増加となっている。ネット銀行の不正送金の被害は過去最高を記録し、特に法人向けの被害が増加傾向にある。ネット銀行各社は注意喚起をしているが、IDやパスワードを盗む手口は巧妙化しており、しっかりした対策が大事だろう。そこで今回は、不正アクセスの対処法を紹介する。
【ネット銀行】の賢い選び方! パターン別に解説
■不正ログインとは
ネット銀行では、利用者の本人確認をIDとパスワードによって行っている。手軽さが評価される一方で、この2つが盗まれてしまうと自身のお金が勝手に使われてしまう恐れがあるのだ。このように第三者が本人になりすましてログインすることを「不正ログイン」と呼ぶ。
IDとパスワードを盗む方法は様々だが、近年問題視されているのが「ウイルス」や「フィッシング」によるもの。「ウイルス」はセキュリティホールのある古いブラウザを使用していたり、怪しいサイトにアクセスすることで感染する。パソコンが記憶しているIDおよびパスワードを第三者に送信するというものだ。
「フィッシング」は偽のウェブサイトに誘導して、IDおよびパスワードを入力させる手口。近年は本物のサイトとそっくりなものも登場しており、被害も年々増加している。
■不正ログインされたら…
見に覚えのない送金・買い物履歴がある場合は、不正ログインされた可能性がある。パソコンがウイルスに感染している可能性が高いため、まずはウイスル対策ソフトを最新の状態にアップデートし、ウイルスを駆除する必要がある。ウイルスが存在している間はパスワードを変更しても意味がないからだ。まずは駆除することが先決といえる。
ウイルスを駆除したらパスワードを変更。SNSやメールなどのパスワードも抜かれている可能性があるため、異なるパスワードにすべきだ。
また、被害に遭ったことを利用しているネット銀行に問い合わせるのもマスト。次々と不正送金される恐れもあるので早い対応が必要だろう。気になったり、少しでも怪しいと思うようであれば、サポートデスクに電話で聞くようにしよう。
■被害があったらどうなる?
ネット銀行では、不正アクセスによる払戻し被害に対して、預金者保護法に基づき補償を行っている。ただし、利用者に「過失」があると認められた場合は、補償外または一部減額になる可能性がある。…