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「スモーキーアンプ」は、その名の通り、タバコの箱の中にエレキギター用のアンプ回路とスピーカーを収納した、超コンパクトなギターアンプ。そして、そのサイズにも関わらずギター2本、あるいはギターとベースのセッション程度なら問題ないくらいの音量が出る。
タバコの箱から2つのジャックとスピーカーだけが見えている、ボリュームの操作もギター側からしか行えないシンプルな構造。単にギターの音を鳴らすだけのアンプなのだが、これがローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズを始め、プロのギタリストがレコーディングで使用することもあるという、知られざる名機なのだ。
このアンプを設計したブルーズ・ジンキー氏は、元々ハイエンドのアンプ設計者で有名な方。その彼が長年温めてきたアイディアをタバコの箱に詰め込んだのだから、クオリティは悪いはずがない。ただギターを繋いで弾くだけで、すごく心地よいディストーションサウンドが鳴るのだけど、その温かい音色がとにかくいい。
このスモーキーアンプには出力端子もあって、大きなギターアンプに繋いで使うことも可能。そうすると、本当に弾いていて気持ちいい音が出る。つまりは、エフェクターとしても使えるわけだ。もちろん、マイクをつないで声やハーモニカを歪ませるのも面白い。そして何よりも、ポケットサイズのタバコの箱に納まっているその凝縮具合が、たまらなく嬉しいのだ。 (撮影:石井幸久)
【DATA】
「スモーキーアンプ」オリジナル
価格:5400円
問い合わせ先:株式会社神田商会
【男のこだわりグッズガイド:納富 廉邦】