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「シアトルのローテーションは恐らくメジャー最高」
岩隈久志投手が所属するマリナーズが今季、球団史上初となるワールドシリーズ(WS)進出を果たすと予想されている。2001年を最後にプレーオフ進出からも遠ざかっているマリナーズだが、米国内での評価は高い。
ESPNでMLB担当を務める名物記者のバスター・オルニー氏は「私のワールドシリーズ、プレーオフの予想」と題した特集記事で、今季のWSはマリナーズ対パイレーツになるとしている。
オルニー記者は、マリナーズがア・リーグ西地区を制し、そのままWSまで駆け上がると予想する。特に高く評価しているのは、岩隈がフェリックス・ヘルナンデスと2枚看板を形成する先発ローテーションだ。
「(若手の先発右腕)タイジュワン・ウォーカーは素晴らしいスプリング・トレーニングを送った。レギュラーシーズンが始まっても彼がそれを貫き、またフェリックス・ヘルナンデスが健康を保てば、実に良いブルペンと改良された打順に支えられたシアトルのローテーションは恐らくメジャー最高だろう」
オルニー記者はこのように指摘。岩隈についての言及はないが、負傷することなくシーズンを通して投げ続ける右腕は、球界最高のローテーションを牽引する貴重な存在となっている。球団史上初のWS進出へ向け、キーマンの1人であることは間違いない。
結果予測サイトでは、5万回の今季シミュレーションでマリナーズがWSを4900回制覇
また、北米スポーツの結果予測サイト「プレディクション・マシーン」は独自の予測ソフトを使って今季のシミュレーションを5万回行った。その結果、マリナーズがWSを制覇する確率は、ア・リーグ最高となる9.8%だったという。つまり、シミュレーションでは5万回のうち4900回はマリナーズが世界一に輝くという結果が出たことになる。
マリナーズよりも上位は、ナショナルズが8214回の16.4%でトップ。ドジャースが11.7%で2位となっている。マリナーズの1つ下の4位は、カージナルスの9.7%、そして5位で同じア・リーグのレッドソックスの8.2%と算出された。
昨年、惜しくも1勝の差でワイルドカードを逃したマリナーズ。だが、今季の開幕を控え、セイバーメトリクスを専門とする米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」でもプレーオフ進出確率52.5%と算出されるなど、あらゆる専門家や分析サイトによる前評判が高い。岩隈が世界一を決める舞台で快投する姿は見られるだろうか。