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ただいまコメントを受けつけておりません。
フジテレビ出身のフリーアナウンサー長谷川豊氏が話題のニュースに関する見解を「教えて!goo」で毎週コラム連載!
今回は凶悪事件を犯した未成年への厳罰化について長谷川氏が持論を展開します。
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私のブログである「本気論・本音論」の中で20歳未満の少年少女の犯行に対し、「日本もアメリカをはじめとする欧米諸国同様に、凶悪事件に限り、実名・顔出しで報道すべきである」という主張をしたところ、何人かの方から相変わらず…
「加害者の側の気持ちを考えるべき」
「犯罪者を叩けばいい、という価値観は間違っている!」
という、コメントをいただいたので、改めて整理しておきます。
私はブログ上で「犯罪者を叩く文化」について書いていないんですが、あえて書かせていただくなら…私の価値観は…
犯罪者に対する社会的リンチは、推奨できるものではないけれど、必要悪と言える
とすら考えています。
そうです。本来、罪びとを裁くのは「裁判所に任せるべき」だし、「正義感ぶった人が悪人を叩いてストレスを発散しているだけだ」という意見も全くその通りなんですが、私は犯罪が起きたときに、最も大切なことを次のように考えます。
「未来に起きる同じような犯罪を減らす(できればなくす)こと」
私は、重大犯罪や事故に巻き込まれた遺族にインタビューし、事件の後追い取材をするコーナーを2000年から6年間毎週担当しており、100人以上のご遺族の方々にインタビューをしてきました。泣かれたり、取材にならなかったり、かなりつらい取材ではありましたが、
「どうか、同じような悲劇を減らしてほしい」
ということは、100人以上の方が、ほぼ全員おっしゃっていました。これは……でもとても大切なことのような気がします。起きてしまったことはしょうがない。ならば、その事件をきっかけに、同じ悲劇が減るようにしなければいけないと思うのです。
人は…特に日本人はそのほとんどの人がとても「マジメに」「誠実に」生活しています。驚くほどに皆さんマジメです。その人たちが一番評価されるべきです。その人たちの生活が守られるべきです。
私は少年事件に限らず、日本の司法体系をもう少し「厳罰化」するべきだと考えています。
多くの日本人がマジメに生活しいてる中で、残念ながら認めてはいけないことですが、犯罪予備軍の様な人間はいます。これはこれだけ人口がいればやむを得ないことです。小さなことからもっとしっかりと
「悪いことをしたら徹底的に罰せられる」
「その代わり真面目に生活していれば報われる」
という当たり前のことが常識であるべきです。…