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加齢によるデリケートゾーンの変化
年齢によるデリケートゾーンの変化は自分ではなんとなく感じるものの、他人の様子は分からないし、相談もしにくいこともあると思います。「かゆみを感じやすくなった」「アンダーヘアに白髪を発見した」「膣の潤いがなくなってきた」などデリケートゾーンでの老化を感じる変化には様々なものがあります。
今回は、女性に起こりやすい尿漏れの原因ともなる「膣のゆるみ」に焦点を絞ってお話しをします。
この膣のゆるみには、骨盤の底にある骨盤底筋という内臓や身体を支えるネットのような役割を担う筋肉が大きく関係しています。骨盤底筋とは腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、外肛門括約筋などの8つの筋肉の総称。これらの筋肉が骨盤の開閉に合わせて、しなやかに伸びたり縮んだりします。しかし出産や加齢、肥満などでこの骨盤底筋が弱ってしまうことで、膣がゆるんでしまうのです。
デリケートゾーンの老化度をセルフチェック
自分の膣がゆるんでいるのかどうか、判断が難しいですよね。そこで自分で簡単に確認できる方法をお教えします。当てはまる項目をチェックしてみてください。
デリケートゾーン老化度チェック
排尿中に自らのコントロールで尿を止めることができない尿意をもよおしてから我慢することがきつくなってきた笑ったり、くしゃみをした時に尿が少し漏れることがある入浴後に膣内からお湯が漏れ出てくることがある出産の経験がある
これらの項目で2つ以上当てはまることがある場合、膣がゆるんできている可能性が考えられるでしょう。1番分かりやすいのは、尿を自分でコントロールできるかどうか。尿を止める際に使う筋肉が骨盤底筋なので、これを上手くできないということは、骨盤底筋が弱まっているということ。
もっと客観的に自分の膣のゆるみの程度を知りたいという方は、クリニックで膣圧計を使って数値で測定することもできます。
骨盤底筋を鍛えて膣圧を高める
膣のゆるみを調節するのには、骨盤底筋を鍛えることが大切です。骨盤底筋を鍛える「膣トレ」なるものが、最近、特に話題となっています。ケーゲル体操や膣圧トレーニングなど様々な膣の締まりを良くする方法がありますので、ご自分に合ったやり方を見つけてください。
30~40代の女性の約30%が尿漏れを経験しているというデータもあり、潜在的にはさらに多くの方が尿漏れを感じている可能性もあるとも言われています。女性にとって、骨盤底筋を鍛えることがとても大切だと分かりますね。
(この記事の監修: なおえビューティークリニック 院長 / 喜田直江 先生)