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立ち上げから3年半にして、今や月間約70万PV、UU約20万人を誇る人気ブログメディアに成長した「東京別視点ガイド」。日本中に点在するユニークな珍スポットを紹介するコンテンツとして、マニアのみならず、幅広い層から支持を集めています。「東京別視点ガイド」の切り口は、ガイド本などには載っていない”珍スポ”(一風変わったスポット)。
同サイトを単独で運営しているのが、編集長の松澤茂信さん(32歳)です。これまで、お蔵入りした店も含めると通算800店を自ら取材。そんな「東京別視点ガイド」をベースに新たな珍スポを取材・撮影した本『死ぬまでに東京でやりたい50のこと』(青月社)がこのたび出版されました。
珍スポといえば、どちらかというとサブカル寄りでマニア受けするカテゴリーですが、珍スポという”別視点”を武器に、20万人の支持を集めるコンテンツの作り方について、松澤さんに3回にわたってお話を伺いました。
第1回では「東京別視点ガイド」をはじめた経緯からスタート。ブログの立ち上げ期に意識すべきポイントが見えてきました。
── 「東京別視点ガイド」を始めた経緯は?
松澤:始めたのは2011年なんですけど、その半年後にライブドアが開催していた「ブログ奨学金」という制度があって、それで大賞を取って賞金120万円をいただきました。そんな経緯もあって、一気にユーザーがついてアクセスが増えたんです。現在は「東京別視点ガイド」が月間60~70万PV、「大阪別視点ガイド」が10万PVくらいですね。
── いきなりグランプリですか! サイト自体の収益システムは現状どのような感じですか?
松澤:Googleアドセンスでのクリック単価での収益と、別媒体への寄稿先からの原稿料が主な収入源です。
誰が行っても同じような模様が見られるレポートに松澤さんが運営する「東京別視点ガイド」東京だけにとどまらず、”珍スポットやらヘンチクリンなイベントやらをぶりぶり紹介”している
── どうやって取材先やネタをリサーチしていますか?
松澤:当初は、先人のマニアがマークしているところを片っ端からGoogle マップでチェックしました。あとは、古本屋で『ぴあ』とか『散歩の達人』などのバックナンバーを買って調べたり。すると、一貫して同じような有名スポットが紹介されているんですが、たまにすごくマニアックなところが小さく3行ぐらいで紹介されていたりするんですよね。…