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下を向いて歩く癖がある人ならば、ほとんどのマンホールが丸いことに気がついているだろう。もちろん中には四角いものや、変わった形のものも存在するが、大体はみんな丸い。なぜ様々な形状の中から、丸が選ばれたのだろうか?
どうやら、それには様々な理由があるようだ。マンホールを研究しているラリー・シェッケル氏によれば、「そこに加わる地球からの圧迫に対して最も強い形状」が円形だという、また円形は四角や三角よりも製造が容易であるらしい。さらに重たいマンホールのフタは、円形ならば運ぶときも楽だろう(転がせばいいのだ!)。他にもフタを閉めるとき、わざわざ穴の形に合わせる必要もないという利点だってある。
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だが、おそらくマンホールのフタが丸い最大の理由は、マンホールの穴に落とす心配がないことであろう。ほとんどのマンホールの穴の枠には、フタを被せておくためのヘリが設けられている。つまりマンホールの穴はフタよりも小さいのだ。そのため、どのように置いたとしても、穴より大きいフタが下に落っこちることはない。しかし、四角や三角、あるいは楕円形のフタの場合は対角線上に置いた場合、穴の中に落っこちてしまう可能性があるのだ。不注意な歩行者やドライバーにとっては、歓迎できる事態ではないだろう。
ということで、マンホールが丸い理由をまとめると以下の通り。
・地球からの圧力に最も強い形状だから
・製造が楽だから
・運ぶのに便利だから
・マンホールの蓋が中に落ちにくいから
これもいわゆる暮らしの知恵ってやつだね。
via:mentalfloss・原文翻訳:hiroching
日本ではマンホールの蓋に様々なデザインが施されており、海外サイトなどで良く特集されている。
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via:amusingplanet
でもこのドイツのマンホールも相当なものだ。
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via:reddit
なんと6角形。しかもそれが中央からパカっと開いて中には階段があるのだ。どんなダンジョンの入り口だというんだろうか。ドイツ、ヴィースバーデンの町にあるらしいので見かけたら要チェックだ。
【なんでほとんどのマンホールは丸いの?】を全て見る