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アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督が、アウェーゴールに対する持論を展開した。クラブ公式HPが伝えている。
アーセナルは、17日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセカンドレグでモナコと対戦。敵地で2-0と勝利したが、2試合合計スコアは3-3。ホームでのファーストレグを1-3で落としていたため、アウェーゴール差で下回り、5シーズン連続でベスト16での敗退が決まっていた。
決勝トーナメント1回戦では、アーセナルの他にチェルシーもアウェーゴール差で大会から姿を消した。ヴェンゲル監督は、「時代遅れのルールで、変更しなければいけない。私は長年にわたって、この問題について言及している」と指摘した。
「アウェーゴールは、敵地に乗り込むチームに攻撃させるため、60年代に発案された」と語る指揮官。「その時からフットボールが変わってしまった。アウェーゴールがあまりにも大きくなりすぎている」と、問題点を語った。
イングランドのカップ戦は、多くが一発勝負となっている。キャピタル・ワン・カップの準決勝はホームアンドアウェー方式だが、セカンドレグ終了時に2試合合計スコアが同じ場合は延長戦を実施。延長戦でも決着がつかない場合に、初めてアウェーゴールが適用される。
アーセナルの指揮官に就任して19年目を迎えているヴェンゲル監督。「(アウェーゴールは)延長戦でも決着がつかなかった時に、採用されるべき」と、思いを明かしている。