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3月11日からアメリカ・インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/ハードコート)。
土曜日に行われた準決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がアンディ・マレー(イギリス)を6-2 6-3で下して決勝に進出した。マレーにとって対ジョコビッチ戦のハードコートの試合としては、2007年以来、最悪のスコアでの敗退だった。
ジョコビッチは今大会での3度目の優勝を目指した決勝で、4度の優勝経験を持つロジャー・フェデラー(スイス)と対戦することになっている。フェデラーはミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-5 6-4で下しての決勝進出だ。
「考えうる限り、最高の決勝になった」とジョコビッチは世界2位のフェデラーとの決勝に向けてコメントしている。「たぶん、お互いに今は最高の調子だろうと思うよ」。
両者はこれまでに38度対戦し、ここ4試合では3試合でフェデラーが勝っている。昨年の大会では第3セットがタイブレークという接戦を制してジョコビッチが優勝していた。また、2011年の準決勝でも、同じくフルセットでジョコビッチが勝っている。
「決勝に向けて素晴らしい気分だ。できればこのレベルをキープしていきたいね」とフェデラー。「僕がまだ彼についていけているというのがうれしいよ。今の彼は全盛期と言える状態だし、彼にチャレンジするのを楽しみたいね」。
ジョコビッチとマレーは先の全豪オープンの決勝以来の対戦だった。マレーはサービスの調子が悪く、4度サービスゲームをジョコビッチに破られ、ジョコビッチにはこれで6連敗となった。
「もっとサービスを入れて、もう少し多くのフリーポイントが欲しかった。でも、サービスの確率が50%とかそのくらいでは、最高の選手を相手には不十分だった」とマレーは話し、「全豪オープンのときよりも、セカンドサービスはいい感じで打てていたと思う。でも、ファーストサービスの確率が低すぎた」と続けている。
マレーにとっては8年前のマイアミの大会で1-6 0-6で敗れて以来、ハードコートでは最悪のスコアでの敗退。この日のマレーは29本のアンフォーストエラーに対して、ウィナーはわずかに7本だった。
「僕の今日のプレーはソリッドだったと思うし、最初から正しい緊張感を持って試合に臨めていた」とジョコビッチは言う。「ファーストサービスの確率もよかったし、大事な場面でフリーポイントも取れていた。…