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宝石の王と言えばダイヤモンド。婚約指輪にダイヤモンド。東方仗助と言えばクレイジー・ダイヤモンド。ってことで世界的に有名であり希少価値があるとされているダイヤモンドだが、世の中にはもっと希少な宝石も存在する。そんな激レアな10の宝石をご紹介しよう。
■ 10. ペイナイト
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2005年、ギネスブックによってペイナイトは世界で最も希少な鉱物として認定された。1950年代にイギリスの鉱物学者アーサー・C・D・ペインがミャンマーで発見したのが最初だが、以降数十年の間、この六方晶形の鉱物は地球上で2個しか知られていなかった。2005年の時点でも25個以下しか発見されていない。
ただし、今日においては以前ほど希少ではなくなった。カリフォルニア工科大学の地質学・惑星科学学科によれば、ミャンマーのモーゴウ地方で新たなペイナイトの大きな産地が2ヶ所発見され、数千もの結晶と断片の発見に繋がった。それでも、依然として超貴重な宝石であることは間違いない。
■ 9. アレキサンドライト
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変わった光学特性で知られており、進入する光によってその色が劇的に変化する。はっきり述べておくと、こうした色の変化は見る角度とは無関係だ。手に持って回すと色を変える宝石を多色性であると言うが、アレキサンドライトは強い多色性を有しながらも、人工の光源の下で眺めたとき見る角度とは関係なく色を変えるのだ(自然の太陽光の下では、緑を帯びた青、柔らかい白色光の下では赤紫に輝く)。
アレキサンドライトは金緑石の一種であり、エメラルドと同じ系統に属している。変色特性とダイヤモンドに比べて希少である理由は、チタン、鉄、クロムという組み合わせが滅多にお目にかかれないものだからだ。
■ 8. タンザナイト
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タンザナイトのキャッチフレーズは”ダイヤモンドより1000倍希少”である。発見されるのはキリマンジャロの丘陵地帯にほぼ限られ、しかも極少量しか採取できないことを考えれば、あながち嘘ではない。アレキサンドライトと同じく、タンザナイトも結晶軸方向と照明条件に応じて劇的な色の変化を呈する。写真は左から右に移動する縦偏光、非偏光、横偏光のそれぞれで見たときのタンザナイトの色の変化を示している。こうした色の変化の主な原因はバナジウムイオンである。
■ 7. ベニトアイト
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美しいブルーに輝くこの石が唯一採取されるのは、その名の由来ともなったカリフォルニア州サンベニート郡サンベニート川沿岸だけであり(日本とアーカンソー州にもわずかな埋蔵量があるとされるが、”宝石”と呼べる品質ではない)、それゆえに同州の宝石にも指定されている。…