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【サンパウロ時事】アルゼンチンのブエノスアイレス大学考古学チームは、隣国パラグアイとの国境付近のジャングルで見つかった石造りの建築物について、ナチス・ドイツが第2次大戦当時、幹部用に建設した隠れ家だった可能性があると明らかにした。地元紙クラリンが22日報じた。
建築物は厚さ3メートルの壁で囲まれ、住居用、倉庫用、監視用とみられる3種類の建物で構成されていた。コケで覆われた壁にはかぎ十字が彫られ、1938〜41年発行のドイツ硬貨5枚や陶器のかけらも見つかった。
近くに集落はなく近づくのは難しい。考古学チームは「大きな労力を割いてこの場所に建物を建てるのは(ナチス以外に)説明がつかない」と分析。敗戦に備え建設されたが、結局使われなかったとみられる。