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セレッソ大阪に所属するFWディエゴ・フォルランが12日、クラブで記者会見を行い、ウルグアイ代表からの引退を表明した。
現在35歳のフォルランは2002年にA代表初招集。同年開催の日韓ワールドカップに出場した。その後、ウルグアイ代表のエースとして活躍。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは得点ランキング首位タイの5得点を挙げて、チームを40年ぶりのベスト4に導き、大会MVPを獲得した。2014年からC大阪でプレーし、8日に行われた明治安田生命J2リーグ開幕戦でもゴールを挙げていた。
会見でのフォルランの挨拶、質疑応答全文は以下のとおり。
■フォルラン挨拶
「(日本語で)コンニチハ。地球の反対側で会見を聞いてくださっている方はこんばんは。今日の会見ではウルグアイ代表を引退することを皆さんに伝えさせていただきたい」
「難しい決断だった。今、この決断を下す時が来たのではないかと感じた。まず、家族に相談し、皆さんにお伝えする前には代表のタバレス監督やスタッフ、チームメイトにも伝えた。新しい世代に道を譲るときがきたのではないかと思っている。コパ・アメリカとW杯予選を前にして、2006年に私はチームメイトとともに代表での世代交代のプロセスを経験した。それと同じように代表が新たな道を歩み始める時がきたと思い、今回の決断に至った。代表は今後も厳しい挑戦が続くと思うが、彼らは代表としてあるべき姿を見せ続け、結果を出してくれると信じている。今日からはウルグアイ国民の一人として応援したい」
「振り返れば、小さい時からサッカー選手になることを夢見てきた。父から祖父がサッカー選手としてどれだけ偉大さかを聞いてきた。スタジアムに父と行き、帰って来てからはプレーやゴールシーンの真似をして練習を続けた。いつもサッカー選手になることを考えていたが、その時はどんなサッカー人生が待ち構えているかは想像すらできなかった」
「幸いにも3回のW杯と3回のコパ・アメリカに出場できたが、南アフリカW杯は私のサッカー人生の中でも最高の思い出の一つ。代表として4位という成績を収め、ドイツ戦のゴールが大会最優秀ゴールとなり、MVPにも選んでもらった」
「しかし、何よりも大切なことは、私たちの代表が、ウルグアイ国民に大きな感動を与えることができたこと。W杯初期の輝かしい成績に近い結果を何十年ぶりに残せただけでなく、今日ではなかなか見ることができないであろう一体感を国民・選手・スタッフが分かち和えた、そういう意味でも最高の大会だった」
「国民がウルグアイ人としての誇りを感じ、選手・スタッフと強いきずなで結ばれた。…