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一家全員がファッションアイコンとして注目されるデイヴィッド・ベッカムを代表格に、多くの選手が体の様々な部分に入れているタトゥー。
最近ではパリ・サンジェルマン所属のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、地球上の食糧問題について世界中の関心を引くために、消えるタトゥーを使って飢餓に苦しむ人々の名前を上半身全体に入れ、試合中に披露したことも話題となった。
タトゥーといえば、個性の強い選手に好まれがちな趣味だ。しかし、フットボール界屈指の選手でありながら、ピッチ外では目立つことが殆どないバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシもタトゥーを愛好しているようで、密かに‟ベッカム化”が加速しているという。
SNSなどを通じて確認されているだけでも、メッシは既に5回に渡りタトゥーを入れており、そのうち3回はここ半年の間に行われている。これまではユニフォームの下に殆ど隠れていたメッシのタトゥーだが、その範囲が大きく広がったことにより、今後はファンが目にする機会が増えそうだ。実際、最近では右腕に入れた新たなタトゥーが発見されている。
メッシが初めて自分の体にタトゥーを施したのは2010年3月で、チームメイトのブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスやフランス代表DFエリック・アビダルをクライアントに持つタトゥー・アーティストの手により、左肩の後に母親セリアの顔を入れた。
それ以降、新たなタトゥーを入れてこなかったメッシだが、2012年11月に第一子のチアゴが誕生すると状況が変化。それから4カ月後の2013年3月、母国アルゼンチンに一時帰国した際に、左足のふくらはぎに息子の名前と両手をかたどったタトゥーを入れた。
そして、さらに1年半以上が経過した昨年秋以降、メッシのタトゥーへの傾倒が急激に加速する。2014年10月には、息子の名前部分のデザインを修正したうえ、それを囲うようにハートと羽を追加したメッシは、2014年12月には、左足のすねにボール、剣、自身の背番号である10をかたどったタトゥーを入れた。さらに、2015年2月には、右腕上腕部にイエス・キリストの顔、右腕前腕部に花と盾をかたどった模様をあしらうなど、ここに来てメッシのタトゥーは激増している。
噂によると、メッシのタトゥーへの情熱が増すきっかけとなったのは、ブラジル代表FWネイマールの加入だという。メッシは、自身を兄のように慕うネイマールが新たなタトゥーを定期的に入れていることに影響を受けているとも言われている。
メッシがこれまで入れてきたタトゥーは、家族、フットボール、宗教と自身の人生にとって大きな意味を持つものばかり。目にする機会があれば、メッシの心に秘めた一面を垣間見ることができそうだ。