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2015年3月21日、ラオスの首都ビエンチャンで日本語スピーチ大会が開催され、参加したラオス人学生らはそれぞれに熱弁を振るった。
【その他の写真:スピーチの合間に披露された学生たちによるアトラクションに会場も盛り上がった。】
今年で12回目となる日本語スピーチ大会は、ラオスと日本の国交樹立60周年記念行事の一環として、ビエンチャンのラオス日本武道館で、午後1時から4時にかけて行われた。
大会には約90名の応募者の中から事前選考で選ばれた37名が参加。優秀者4名は日本へ招待されるとあって、熱のこもったスピーチが続いた。
スピーチの合間には、他の日本語学習者によるアトラクションがあり、「ありのままで」の合掌や「ようかい体操第一」などが披露された。集まった約700人の観客は最後まで盛り上がり続けた。
日本では、その存在すらまだまだ知らない人も多い国ラオスだが、フランス植民地であった当時、日本の進出によってその支配から開放された事や、世界で初めて海外青年協力隊が派遣された事などがよく知られており、ほぼすべてのラオス人が親日である。
また、ラオスでの日本語学習者は約500名ほど。少ないように思えるが、国全体の人口が700万人に満たない規模の中では、決して少ない人数ではない。さらに、費用を払う余裕がないために断念せざる生徒も多い。また日本への関心も常に高く、近年では、コスプレ大会などのイベントも開催され、人気が集まっている。
【執筆:そむちゃい吉田(協力:てっちゃんネットトレーニングセンター)】