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リッパート駐韓米大使をナイフで切り付けて逮捕された金基宗(キム・ギジョン)容疑者の自宅兼事務所から、北朝鮮の書籍が発見され、警察が「利敵刊行物の疑い」があるとして専門家に鑑定を依頼した。9日付で環球時報が伝えた。
8日付の韓国メディア・NEWSISによると、没収された書籍は30冊に上る。朝鮮日報によると、与党セヌリ党の報道官は8日、金基宗の犯行は「テロ行為」だと非難し、韓米軍事演習の停止を要求するという考え方は「北朝鮮と同じだ」と指摘した。ハンギョレは「警察が容疑者の自宅から『利敵刊行物』を発見しても、これが韓国の現制度と政権を転覆する目的であると証明できなければ罪に問うことはできない」との見方を示した。
一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、韓国当局がリッパート大使襲撃事件と北朝鮮を関連付けようとしているとして、祖国平和統一委員会書記局が7日に声明を発表し、「世論の視線をそらし、丸つぶれのメンツを取り戻して統一愛国勢力を消滅させるという陰険な目的のため」と非難したと報じた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)