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縮小傾向が続く車内販売。そうしたなか山陽新幹線では中川政七商店と協力し、地域性の高い「特別なお土産」の車内販売が行われます。
「車内で魅力的な商品を提案する」という考え
山陽新幹線を運行するJR西日本と、その車内販売を担当するジェイアール西日本フードサービスネット、そして1716年創業の老舗である奈良の中川政七商店が協力。「土産もの」を切り口に、その土地の「ものづくり」を知ってもらう「走る日本市」プロジェクトを立ち上げました。3社が協力して商品を開発。山陽新幹線の車内でこれまでにない「特別なお土産」を販売するといいます。
取り扱う商品は地域工芸を中心とした、食品も含む4~5種類のオリジナルアイテムです。1年間を4シーズンに分け、2015年5月下旬から山口県、8月下旬から福岡県、11月下旬から石川県、2016年2月下旬から岡山県と展開。各県で地元のメーカーと共にオリジナル商品を製作するといいます。
ちなみに第1弾の山口県では、縞柄を新幹線に見立てた「柳井縞 名刺入れ」7000円、日本酒「獺祭」と紙皿「WARASA」を組み合わせた「走る日本市セット 獺祭純米大吟醸磨き三割九分 WASARA猪口」850円、ふぐを模した「ふくハンカチ」1300円、山口産夏みかんを使用した「フロートナツミカネード」1080円、山口県ならではのモチーフと500系新幹線が描かれた「走る日本市ふきん 山口」500円が販売されます(価格は全て税込み)。
近年、駅ナカ店舗の充実などにより車内販売は縮小傾向になっており、JR九州の在来線特急では観光列車などを除き、2015年3月13日限りで車内販売を終了。そうしたなか山陽新幹線の車内販売では「車内で必要な物を売る」ことに加え、「車内で魅力的な商品を提案する」という方向性で活性化が進められています。