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【今週の住活トピック】
5年前と比較した「2014年住宅傾向」を発表/アキュラホーム
http://www.aqura.co.jp/company/news/pdf/150303.pdf
木造注文住宅を手掛けるアキュラホームが、同社が手掛けた住宅のうち、2009年と2014年に建築した各100棟の住宅の間取りを比較し、その変化について「2014年住宅傾向」として発表した。共働きが増える最近は、家事動線を短くするなどの家事効率を重視する傾向が見られたということだが、どんな変化があったのだろう?
家事効率と家族コミュニケーションがキーワード
5年前との間取りの違いで顕著だったとして、同社が挙げているのは以下の4点だ。
(1)キッチン・洗面間の距離
(2)シューズクロークの導入
(3)リビング階段の設置
(4)対面キッチンの導入
その背景にあるのが、「家事効率」と「家族コミュニケーション」を重視する傾向だ。
ひとつずつ見ていくことにしよう。
■5年前と比較した違い(出典:「2014年住宅傾向」アキュラホーム)
・家事動線の距離(キッチン・洗面間の距離)
2009年:平均5.72m → 2014年:平均4.47m
・シューズクロークの導入
2009年:35% → 2014年:59%
・リビング階段の設置
2009年:49% → 2014年:55%
・対面キッチンの導入
2009年:88% → 2014年:93%
【画像】(左)シューズクローク (右)リビング階段(画像提供:アキュラホーム)
5.72mから4.47mへ、5年間で1.25m短くなったキッチン・洗面間の距離
間取りでいう「動線」とは、人が動く経路を示した線のこと。朝起きてから外出するまで、帰宅してから夜寝るまで、人は住宅の中を行き来する。こうした生活上の動線を「生活動線」といい、その中でも家事に関するものを「家事動線」という。
家事動線の中でも洗面所は、顔や手を洗ったり、化粧したり、洗濯機を設置していれば洗濯したり干したりといった行為が集中する場所なので、キッチンと洗面の距離が家事負担に大きく影響するといわれている。
調査では、その距離が5年前に比べて1.25m短くなったという結果になった。同社ではさらに、日本女性の歩幅や主婦の平均歩数、共働き主婦の家事時間などから試算して、一年間で最大73.74km短くなったと推測している。
余談になるが、一年間で短縮された約73kmという距離は、ほぼ皇居から成田空港までの距離に相当する。…