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その手術の成功が発表されてほんの数時間で、世界各地のメディアがニュースとして取り上げた。そう、世界最初の“ペニス移植手術”が成功したのである。
南アフリカ有数の大学として知られているステレンボッシュ大とタイガーバーグ病院は共同で、昨年の12月に9時間におよぶ移植手術を行った。これまでにも2006年に中国で移植手術に踏み切った例はあるが、その時は拒否反応が出てしまい成功とはならなかったという。
ヴァンダーメルヴェ教授の説明によれば、今回の手術はもともとは伝統的な割礼儀式の際に起きた合併症で、性器を切除しなければならなくなった若者に対して行われた。多くの医療関係者だけでなく心理学者や倫理学者なども参加したプロジェクトで、死亡したドナーから移植されると、3か月で全ての機能が回復する脅威の結果が得られたそうだ。
「我々は2年くらいの期間で機能回復することを目標としていたが、この急速な回復に驚いている」と語る教授。「これは大きな突破口です。南アフリカが医学の進歩の最前線にいることの表れです」と医学的な成功を喜ぶと同時に、この結果が“伝統”のため性器を切除しなければならない人たち(※それは年間で250人ともいわれている)の大きな救いになることにも言及した。
「18歳や19歳といった若い男性にとって、自らの男性器が切除されるという心の傷は非常に深く重い。自殺した事例もあります。今回の成功が彼らへの光となる。また陰茎癌や投薬の影響による勃起不全などに悩む人たちにもいずれは適用されるでしょう」
患者の素性は隠されているが、現在彼は性的に機能している新たな「自分自身」にとても興奮しているという。ネット上では純粋な医学上の進歩を祝う声と同時に、ある種の劣等感にとらわれている人たちからも冗談めかした感謝の言葉と手術願望も見られるようだ。
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