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中国上海市は今年4月1日に施行するエレベーターの安全管理に関する規則で、管理組織やメンテナンス業者がエレベーターの遠隔監視システムを導入することを奨励する。同市内にあるエレベーターの数は18万基で、世界の都市として最多だという。中国メディア・澎湃新聞が11日伝えた。
上海市当局によると、同市では1990年代以降、エレベーターの数が急速に増え、これまでに18万基に増えた。年平均の増加率は10%。ただ管理体制に不備があれば安全が確保できないため、管理の強化が必要となっていた。
市は2004年に発表した「エレベーター安全監督規則」でエレベーターの登録制度や定期検査制度などについて定めた。4月に施行する「上海市エレベーター安全管理規則」では、メンテナンス業者がエレベーターの安全性能に責任を持ち、問題があれば緊急電話で24時間対応すること、閉じ込められたといった連絡を受けた場合には30分以内に現場に到着し、対処することなどを義務付ける。
また、管理する組織やメンテナンス業者がエレベーターの遠隔監視システムを導入することを奨励し、メーカーに対してもエレベーターに遠隔監視機能を持つ装置を設置するよう求める。
(編集翻訳 恩田有紀)