日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が19日、今月末に行われるキリンチャレンジカップ2015とJALチャレンジカップ2015に臨む代表メンバーを発表した。
　
　　今回の発表では代表メンバー31名とバックアップメンバー12名の計43名が選ばれたが、ガンバ大阪のDF藤春廣輝が代表メンバー31名の中で唯一の初招集となった。
　
　　藤春はクラブ公式サイトを通じて、「選ばれるとは思っていなかったので、ただただびっくりしています。とりあえず、嬉しいです。もちろん、選ばれた以上は、試合に出られるように頑張りたいです」とコメントしている。
　
　　また同選手は、初招集について「Jリーグにも優秀な選手がたくさんいる中で、初めて選出されたということで非常に光栄に思っています」と語り、選出の連絡が来たときは「えっ？みたいな感じでした。連絡があったときには何か悪いことでもしたかなと思いました（笑）」と明かしている。
　
　　そして、同じSBのインテル所属のDF長友佑都とシャルケ所属のDF内田篤人については、「2人とも尊敬する選手です。クロスの精度は自分に足りていないので、2人から学びたいと思います。また、長友選手の上下運動は自分も取り入れていきたいと思います。スピードでは2選手にも負けたくないですね。試合に出れば、攻撃参加は積極的にしたいと思います」と語った。
　
　　なお、チームメイトのGK東口順昭、MF今野泰幸、FW宇佐美貴史も招集され、バックアップメンバーにはMF大森晃太郎が選出されている。
　
　　チュニジア代表と対戦するキリンチャレンジカップ2015は、27日に大分スポーツ公園総合競技場で開催。ウズベキスタン代表と対戦するJALチャレンジカップ2015は、31日に東京スタジアムで行われる。