[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
公園が突然陥没。原因は聞きなれない「亜炭」とみられます。
15日の日曜日、のどかな住宅街が広がる愛知県春日井市の公園で、突如地面の一部が陥没。ブランコの下にぽっかり開いた穴の大きさは、直径5メートル深さは2メートルもありました。
「びっくり。もし子どもがブランコに乗っていたら、どうなっていたんだろうと思う」(近所の人)
幸いけが人はいませんでしたが、この陥没の理由について、市の担当者は・・・
「市としては亜炭鉱によるものの可能性があるということで、調査を国に対して依頼した」(春日井市産業部農政課 纐纈伸二課長)
実は、以前から陥没が相次いでいた春日井市。やはり、地中にある亜炭の採掘が関係しているとみられます。亜炭とは、戦中戦後の燃料不足の時代に石炭の代わりとして主に家庭で使われていたものです。
専門家は・・・
「(亜炭は)石炭に比べたら、はるかに浅い(場所で採掘)。20メートルより浅いところで経年変化によって、陥没しやすい」(充填技術協会 小松幹雄常任理事事務長)
6年前に岐阜県で撮影された亜炭鉱内部の映像。巨大な空洞が広がっていますが、この天井が崩れて大きな穴が開いてしまう事故が全国で起きています。
岐阜県の御嵩町では2010年、およそ3000平方メートルにわたり地面が陥没。
さらに仙台市では、民家の庭に直径2メートルの穴。
「複雑な気持ち。びっくりしました」(住民)
びっくりだけでは済まない、亜炭鉱跡で相次ぐ陥没。大きな事故が起こる前に、早急な対策が望まれます。(18日18:32)