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昨年のカナダ・モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞に輝いた呉美保監督の最新作「きみはいい子」の試写会が7日、ロケ地の北海道小樽市の映画館で行われた。全国初上映で、呉監督と主演の高良健吾さんが約200人の前で作品への思いを語った。
児童虐待や学級崩壊がテーマの「きみはいい子」は、作家中脇初枝さんの同名小説が原作。函館市が舞台で、昨年9月にモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した前作「そこのみにて光輝く」に続き、呉監督が道内でメガホンを取った。
試写会には出演した子どもらが参加。呉監督は「多くの人に見てほしい」と6月の全国一般公開に向けPRした。