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2015年3月11日、中国新聞社は海外メディアの報道を引用し、大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告が引き起こした「ナッツリターン」事件に新たな展開があったと報じた。事件の発端となった客室乗務員が精神的損害の賠償を求め、同社と趙被告を相手に米国で訴訟を起こしたと伝えている。
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同事件は趙被告が昨年12月、米ケネディ国際空港から仁川に向かう自社機に搭乗した際、この客室乗務員が機内サービスとして提供したナッツについて「出し方がなっていない」と腹を立て、離陸直前の飛行機を引き返させた上、サービス責任者を機体から降ろしたというもの。趙被告には今年1月、韓国の地方裁判所が航空保安法に違反したとして懲役1年の実刑判決を言い渡している。
同被告らを提訴した客室乗務員は訴状の中で、「機内で趙被告に暴言を吐かれ、精神的な損害を受けた」と主張。弁護士は「大韓航空は趙被告のイメージを守るために客室乗務員に虚偽の陳述をするよう要請し、趙被告と和解したように装うことを求めた」と説明している。
この件について、大韓航空側は「まだ訴状を受け取っていない」として、コメントを差し控えている。(翻訳・編集/野谷)