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勉強でもスポーツでも、才能や素質があるだけではダメ。生まれながらにもっている才能や素質を伸ばすには本人の“やる気”が大事!
……ということを、子育て中の多くのお母さんは痛感していると思いますが、みなさんのお子さんは“やる気”に満ちていますか?
“やる気”がないと、せっかくの才能を伸ばすことができずもったいないですよね。ですが、正直「子どものやる気スイッチを入れるのは難しい!」と考えている方も多いでしょう。
そんな子どもの“やる気”について、文部科学省の調査では、あることが関係していることがわかりました。今回は、子どもの“やる気”、さらに“我慢強さ”の育て方について、同省の調査を参考にお伝えします。
■体を活発に動かす子はやる気がある!
文部科学省が2011年に行った、幼児の性格特性と運動習慣の関係を調べた調査からは、幼児の“やる気”の有無と“体を活発に動かす”ことに関連性がみられることがわかりました。
この調査は、幼稚園、保育園を対象に調査したもので、クラス担任の保育者が回答したもの。この中で、園に通っている幼児の様子について、“園で体を活発に動かす”かどうかを問う質問に対して“非常によく動かす”とされた幼児たちの層では、“やる気”の有無について“いつもある”とされた割合が55.5%になりました。
これに対し、園で体を“まったく動かさない”とされた幼児たちの層では、やる気が“いつもある”という割合は29.2%にとどまりました。
つまり“いつも体を活発に動かしている”幼児は、“体を動かさない”幼児に比べると“やる気がある”傾向にあるということ。注目すべき調査結果でしょう。
■我慢強さにも関連が
また、同じ調査では“我慢強さ”と“体を活発に動かすこと”についても、関連性がみられました。
さきほどの“園で体を活発に動かす”かの質問の回答で、“非常によく動かす”幼児の層では、我慢強さについて、“いつも強い”とされた割合は27.0%に。一方“まったく動かさない”幼児の層では“いつも強い”とされた割合は14.6%にとどまりました。
体をよく動かす幼児の方が、“我慢強さ”がある、という傾向がみられるのです。
■体を使った遊びを通した成功体験が重要
この調査結果からは、体を動かすことが幼児の性格の形成にもかかわりを持つ、ということが考えられます。
体を動かすことが、子どもの体力や運動能力の向上に関わることは、以前の『WooRis』の記事「ママ必見!“幼児期に外で楽しく遊ばない子”は運動能力が低いと判明」でもお伝えしましたが、子どもの性格の形成にもかかわっているのだとすれば、ますます幼児期の運動はないがしろにできないといえそうです。…