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自己分析、業界分析、企業分析、OBOG訪問、エントリーシート…就活のためにやることはたくさんあります。
そんな中、就活をスムーズに進めるために時間管理はとても大事になります。そして、時間管理を驚くほど向上させてくれるのが「朝活」です。(詳しくは、著書「ソーシャルメディア時代の朝活術」をご覧ください)
朝活が就活にオススメな理由は3点あります。一つずつ見ていきましょう。
1、頭を使う作業や考えを深める作業がはかどる
例えば自己分析をする時などは、「なぜ」「なぜ」「なぜ」と自分について深堀りしていきます。
これを疲れた頭でやるとどうなるか。すぐに「分からない」「なんとなく」と結論付けてしまうのです。
世界の名だたる経営者の中には、朝5時に起きて情報収集をしたり、始業前にメールチェックを終わらせてしまったり、早朝マラソンをしているという人が多いのをご存知ですか。
他者からの連絡に遮られることなく、集中して考え事をしたり作業をしたいなら、朝は最適です。
2、余裕を持ったスケジューリングの癖がつく
就活を進めると、インターンシップや面接などで朝からの予定も入ってきます。
授業が毎日1限からあったという人は別ですが、授業が遅い日や授業がない日は昼頃に起きることが習慣化している、なんていう人はいませんか?
当たり前ですが、選考において遅刻はアウトです。
ガバッと起きて「マズい!!!」という最悪の事態を防ぐためにも、今から早起きの習慣をつけておきましょう。
3、社会人が会ってくれやすい
OBOG訪問をやってみると分かるのですが、社会人には仕事や家庭があり忙しいのです。夜に会う約束を頂くのは至難の業。
しかし、朝であれば会ってくれるチャンスはぐっと高まります。
私自身も以前、「OBOG訪問朝活」という会を個人的に開催していましたが、夜はNGだった社会人が始業前の時間帯だと快くOKを頂けたという例は多かったです。
会ってみたい社会人がいたら、是非、朝の時間でお願いしてみましょう。(ただし朝の時間であっても礼儀は忘れず、事前準備はしっかりと!)
このように「早起きは三文の徳」は、就活にもおおいに言えることです。この機会に規則正しい生活リズムを身につけ、朝の時間を有効に使うことをオススメします!
文・森暁子
【プロフィール】森 暁子(もり あきこ)
人事採用コンサルタント兼、人事ライターの肩書きも持つ。ベンチャーから大企業まで様々な企業にて人事業務をコンサルティングする。人事ライターとしては、年間800人の面接経験を活かした人事目線の文章が人気。趣味で朝活を行う。共著に「ソーシャルメディア時代の朝活術」( アスキー・メディアワークス)。