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政府は23日発表した3月の月例経済報告で、景気の基調判断を前月から上方修正し「企業部門に改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いている」とした。判断引き上げは昨年7月以来、8カ月ぶり。輸出の持ち直しを背景に企業の生産や収益が堅調に改善していると判断した。ただ個人消費は足踏みが続いているとの見方を維持し、景気の回復は広がりを欠いたままとなっている。
甘利明経済再生担当相が23日の関係閣僚会議に提出した。今年2月の基調判断は「個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな回復基調が続いている」だった。