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2015年3月5日、中国のインターネット掲示板に、日本人に関するさまざまな書き込みが掲載された。
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日中の政治的な緊張とは相反するように、日本を訪れる中国人観光客が増加している。「反日が日本を訪れると親日になって帰ってくる」と言われるほど、日本のソフトパワーは中国人の心を揺り動かしている。もちろん、日本を訪れるすべての人がこのような体験をしているわけではないだろうが、中国のインターネット上には「日本で感動した」「日本人に驚いた」という体験談が多数存在する。以下は、掲示板に掲載された中国人の声。
「福岡のデパートの中の書店で数十冊の漫画を買ったら、レジのお姉さんが『カバーをかけますか?』と聞いてきた。無料だそうだ。私がお願いすると、お姉さんは笑顔で1冊1冊カバーをかけ始めた。それに比べて、香港人は本土人とそれ以外の人に対する態度がまったくの別物!」
「日本人は確かに礼儀正しい。この前、休暇をハワイで過ごしたとき、同じホテルにたくさんのアジア系の人が泊まっていた。大声を張り上げるのは中国人か、そうでなければ韓国人。言葉を発していなくても見分けることは簡単だ。エレベーターに乗るとき、日本人は基本的に全員、会釈をするが、中国人や韓国人は大手を振って乗り込む」
「日本で自転車を借りるときに保証金を請求されたことは一度もない。それどころか、ガレージのカギまで手渡してくれて、『帰りが遅くなったらこれで開けて』と言われた。日本は安心して暮らせる都市だと実感した」
「日本から北京首都国際空港に戻ってくるたびに、格差を感じる」
「京都のある酒蔵へ行こうとしたが、道がわからなくなってしまった。空はもう暗くなり始めていたので、私たちは日本語が満足に話せないのも気にしていられず、交番で道を尋ねることにした。交番で見せられたのは大きな地図。あれこれとやり取りをした結果、ようやく方向がわかった。しかし、思いもよらぬ落とし穴が待っていた。その酒蔵では商品の販売は行っていなかったのだ。酒蔵の女性は私たちが観光客だと知ると、商品が買えるデパートの地図をパソコンでプリントアウトしてくれ、行き方まで教えてくれた。私たちは涙が出そうだった」(翻訳・編集/北田)