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3月になり、春キャベツが旬を迎えます。春のキャベツは、冬に収穫されるキャベツよりもやわらかい緑色で、葉肉も薄く、やわらかいという特徴があります。
■キャベツの栄養価
キャベツは、ギリシャ・ローマ時代から消化促進作用が注目されていたといわれるほど、“胃を守る”成分が含まれていることで知られます。この成分は「キャべジン」(ビタミンU)といい、胃の粘膜を再生・強化。胃炎や胃潰瘍などの予防に役立ちます。
さらにキャベツに豊富に含まれるビタミンKには血液凝固作用があり、出血した傷口をふさいでくれるほか、骨にカルシウムが沈着するのを助けるはたらきにより骨粗しょう症の予防効果も期待できます。
さらにビタミンCも豊富で、美肌を保つためにもいい食材。ちなみにこれらの栄養は、特に芯の周辺に多く含まれているので、芯も捨てずに食べましょう。またビタミンUやビタミンCは熱に弱いため、サラダやジュースなどで摂取するのが理想的。やわらかく、生で食べやすい春キャベツは、煮込みなどに用いやすい冬キャベツよりも、キャベツの栄養をまるごと摂取できるのです。
■選び方
春キャベツを選ぶときにポイントとなるのは、「芯」と「巻き」。カットされたものよりは、なるべくまるごと購入するのが理想的ですが、カットされたものは、断面が盛り上がっていないものを選ぶようにしましょう。
・芯の切り口が劣化していないもの。
・芯が高めのもの。でも3分の2ぐらいの高さまで。高すぎると、苦味が出ます。
・葉の巻きがゆるやかで、外葉にツヤがあるもの。
■保存方法
キャベツは芯の部分から傷んでくるので、芯はくりぬいて、ぬらしたキッチンペーパーなどを詰めておくと、長持ちします。また、購入したときのラップのままだと蒸気がこもって傷んできます。一度剥がして再度ラップをするか、新聞紙にくるむと良いでしょう。