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イランのモスクにて
29歳のルーマニア人女性・Mihaelaさんが世界37か国をひとり旅で周り、出会った現地の女性の写真を撮りつづける様子が話題になりました。「ザ・アトラス・オブ・ビューティー(The Atlas of Beauty)」と名づけたこのプロジェクトでは、文化によって異なる女性の美の基準にスポットがあてられています。
世界各地でとらえた女性の姿
ニューヨークにて
ニュージーランド、マオリの村にて
ルーマニアにて
アマゾンの熱帯雨林にて
ペルーにて
ミャンマーにて
Mihaelaさんが写真を撮るためにまわった場所は実に様々。映画「シティ・オブ・ゴット」の舞台であるブラジルのスラム街・ファヴェーラ、イランのモスク、チベット高原、ミャンマーの仏教寺、アマゾンの熱帯雨林。また、オックスフォードやニューヨークのダウンタウン、シドニー郊外にまでわたります。
本当の美しさとは
これまで写真を撮りつづけ、美しさについて考えさせられたMihaelaさんは、こう語っています。
美しさというものはどこにでもあるものです。メイクやお金、人種や地位は何の関係もなく、ありのままの自分でいることこそが美しいということなのです。」
(「The Atlas of Beauty」より引用)
お金で買えるもので美しく見せること、メイクに時間をかけて標準的な美しさに近づくこと。本当の美しさとはそういうものではなく、その文化のなかで生きるからこそ自然と出せる、自分らしさのオーラということなのかもしれません。
世界のトレンドに追いつこうと、私たちを(メイクから服から)全て同じような外見を求め、同じようにふるまいっています。しかし、私たちは皆違うからこそそれぞれに美しいと言えるのです。
(「The Atlas of Beauty」より引用)
今年6月に旅を再開予定
Mihaelaさんは、29歳まで自国ルーマニアで働いたお金で今回37か国をまわる旅を続けてきました。
キューバで女性の写真を撮るMihaelaさん
The Atlas of Beautyのプロジェクトは、facebookやinstagramを通し、またたく間に各国の雑誌が取り上げるほどのインパクトを与えています。2015年6月にこの旅を新たに再開させ、その地に暮らすその女性らしい美しさを撮り続けるためにも、「The Atlas of Beauty」ではサポート を受け付けています。…