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フウロソウ科の被子植物、オランダフウロ(エロディウム・マネスカウィ)の種はタダの種ではない。小さな細いネジのような形をしていて、発芽するため、この種が自らグリグリと地面に穴をあけ、ちゃっかりと埋まりこんでいくという機能を持っているのだ。
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Erodium Seed
ドリル機能は水分を帯びると発動する。雨の降った日や湿度の高い日、このドリルが地面に穴を掘り、くるくるっとらせん状に回転することで抜けないようにしっかりと固定するのだ。
オランダフウロの種
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オランダフウロの花
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エロディウム・マネスカウィは、ヨーロッパの西部、ピレネー山脈の、標高900~2300メートルの草地に生息する高山植物だ。高さは5~40センチとなる。厳しい環境故にこのような機能を獲得していったのかもしれない。
水分を垂らすとキュルキュル渦をまく
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きゅるきゅるっとな
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最近のマンガだとオキテネムルやアラクニドのように、寄生虫や昆虫の能力を持った人間の話が多いが、ここはひとつ、驚くべき植物の能力を持つ人間のストーリーも見てみたいものだ。
【植物凄い!ドリルのように回転する種が、グリグリと地面に穴をあけるセルフオートな「オランダフウロ」】を全て見る