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7日、PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会の1次ラウンド2日目が、静岡県、大阪府、兵庫県の3会場で行われた。
2日目は、混戦が予想されていたグループCが戦う大阪の舞洲アリーナに注目が集まった。2月に行われた地域チャンピオンズリーグを制した“地域王者”SWHフットサルクラブ(開催地域第1代表)は、初日は名古屋オーシャンズサテライト(東海地域第1代表)に勝利し、この日は湘南ベルマーレに挑んだ。
前半は湘南が球際の強さやパスワークの早さと正確さでSWHを上回り、“Fの力”を見せ付ける。3分、岡村康平が反転で左サイドを突破し、折り返しをキャプテンの近藤純也がフリーで合わせて先制する。2点目は、右サイドの中村猛がグラウンダーでファーサイドにパスを送り、浦上浩生がスライディングで飛び込む“ファー詰め”でゴールを奪った。
2点を追い掛けるSWHは12分、左キックインから渡辺平太郎がゴール前に送ったボールが相手DFに当たり、ラッキーな形で1点を返す。しかし14分、湘南は安藤良平が右サイドから低い弾道のシュートを決めて3-1とリードを広げて前半を折り返した。
後半立ち上がりの21分、湘南はゴール正面で浦上が飛び込みリードを3点に広げることに成功。しかしここからSWHは思い切りのいいプレスでリズムをつかみ、試合を盛り返していく。すると22分、裏のスペースに抜け出した清水俊男がGKとの一対一を決めて2-4と追いすがる。そして会場がどよめいたSWHのGK森田郁のスーパープレーが飛び出したのは24分だった。
湘南が裏のスペースを突くパスを送ると、GK森田が飛び出し胸トラップ。クリアではなくそのままボレーで左サイドの秦直己にパスをつなぐと、会場からは大きな歓声が上がった。この決定機を秦が確実にモノにしてSWHが1点差に詰め寄ると、会場のボルテージは最高点に達していた。その後もペースをつかんだSWHが幾度となく決定機を演出していたが追加点を奪えない。逆に残り39秒、湘南はカウンターから安藤良平が決めて5-3。最後まで粘りを見せるSWHの攻撃を振り切り、湘南が“Fの意地”を見せた。
グループCのもう1試合はペスカドーラ町田が名古屋サテライトに危なげなく5-1で勝利。先制点こそ遠かったが、13分の森谷優太のゴールを皮切りに3点を追加し前半を4-0とリード。後半も滝田学のゴールで加点すると、1点を失ったもののGKイゴールを中心に相手のパワープレーを凌いで連勝した。…