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3月6日から8日にかけて世界各地で開催されているデビスカップ(デ杯)ワールドグループ1回戦「日本対カナダ」(カナダ・バンクーバー/ダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツセンター)は2勝2敗で迎えた最終試合、日本の添田豪(GODAIテニスカレッジ)がカナダのバセック・ポスピショル(単62位)に5-7 3-6 4-6で敗れ、カナダの2年ぶりとなる準々決勝進出が決まった。試合時間は1時間49分。
添田とポスピショルは2011年5月に釜山チャレンジャー(7.5万ドル/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、そのときは添田が当時257位のポスピショルを6-2 6-4で破っていた。
日本は1勝2敗とカナダに王手をかけられた第4試合のエース対決で、錦織圭(日清食品)がミロシュ・ラオニッチ(単6位)を3-6 6-3 6-4 2-6 6-4で倒して2勝2敗に追いついていた。
添田は2005年から今回が21度目のデ杯戦となり、これまでシングルスでは23勝9敗という戦績を残していた。勝負のかかった第5試合を4度経験しており、1勝3敗。2013年のワールドグループ・プレーオフのコロンビア戦(東京・有明コロシアム/ハードコート)ではアレハンドロ・ファージャを4-6 6-4 6-3 6-3で下し、日本を2年ぶりのワールドグループへ復帰に導いていた。
日本とカナダは昨年の1回戦(有明コロシアム/ハードコート)でも対戦。日本が4-1でカナダを倒して、日本が史上初の世界8強入りを決めていた。
カナダは、7月17日から19日にかけて行われる準々決勝で、スイスを3-2で下したベルギーと対戦する。敗れた日本は9月18日からのワールドグループ・プレーオフに臨むことになった。
ワールドグループ1回戦 ●日本 2-3 ○カナダ
3月6日(金)
第1試合 ●伊藤竜馬(北日本物産/単85位)2-6 1-6 2-6 ○ミロシュ・ラオニッチ(単6位)
第2試合 ○錦織圭(日清食品/単4位)6-4 7-6(5) 6-3 ●バセック・ポスピショル(単62位)
3月7日(土)
第3試合 ●添田豪(GODAIテニスカレッジ/複369位)/内山靖崇(北日本物産/複222位)5-7 6-2 3-6 6-3 3-6 ○ダニエル・ネスター(複5位)/バセック・ポスピショル(複15位)
3月8日(日)
第4試合 ○錦織圭(日清食品/単4位)3-6 6-3 6-4 2-6 6-4 ●ミロシュ・ラオニッチ(単6位)
第5試合 ●添田豪(GODAIテニスカレッジ/単86位)5-7 3-6 4-6 ○バセック・ポスピショル(単62位)
※文中の世界ランキングは3月2日付
デ杯は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦(男子国別対抗戦)で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。…