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日本と中国の外交・防衛当局の担当者が安全保障上の課題を話し合う「日中安保対話」が、およそ4年ぶりに開かれました。
「今回の安保対話においては、両国の間にある諸問題、諸課題、あるいは互いの防衛政策の背景にある意図、考え方について率直な議論を行いたいと思っている」(外務省、杉山審議官)
「日中安保対話」は、日本による尖閣諸島の国有化に中国側が反発したため途絶えていましたが、去年11月の日中外相会談で、早期の再開で一致したことを受けて、およそ4年ぶりに開かれました。
日本側は、5年連続で2桁の伸びとなっている中国の国防費について透明性を向上させるよう求めたほか、尖閣諸島周辺への中国公船の進入に懸念を伝えました。
一方、中国側は、集団的自衛権に関連する日本の安全保障政策について「中国が念頭にあるものではないか」と懸念を示したということで、今後は年に1回程度「安保対話」を開くことで一致したということです。
引き続き行われた外務当局者の協議では、中国側が「戦後70年談話」に「関心を持っている」と伝えたほか、中国が主導して創設を目指すAIIB=アジアインフラ投資銀行への日本側の協力を求めたということです。(19日17:40)