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自民党の農業政策のまとめ役となる調査会長に、当初、西川前農水大臣が起用される予定でしたが、「政治とカネの問題で辞任した直後の起用はおかしい」という反発を受けて、変更されるという異例の状況となっています。
農水大臣経験者など閣僚経験者が就任する慣例となっている自民党の農林水産戦略調査会長には、塩谷政調会長代行が就任することになりました。
総理官邸側は当初、西川前農水大臣を起用する方向で調整していましたが、自民党内で「政治とカネをめぐる問題で辞任した直後に起用するのは党のイメージが悪くなる」などと反発が強まったため、人事案が変更されました。官邸主導の人事案が覆されたうえに、政調会長代行が調査会長を兼務するという異例の状況となりました。(11日10:16)