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三重県朝日町の空き地で2013年、中学3年の女子生徒=当時(15)=の遺体が見つかった事件で、強制わいせつ致死罪などに問われた無職少年(19)の裁判員裁判の初公判が10日、津地裁(増田啓祐裁判長)であった。少年は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
弁護人も事実関係は争わないとしたが、刑事裁判ではなく家裁に移送して審理するよう求めた。判決は24日の予定。
検察側は冒頭陳述で、少年は女子生徒から盗んだ金をプールで使ったりしたと指摘。被害の結果や犯行動機、遺族の処罰感情を考えると、懲役刑がふさわしいと主張した。
弁護側は、少年は他人との意思疎通が困難など性格上の問題があり、事件当時は就職先が決まらないなど人生で最もストレスのある時期だったとして、人格を改善するために少年院で徹底的に教育を受けさせる必要があると訴えた。
事件当時、少年は県立高校3年で、卒業式翌日の14年3月2日に強盗殺人などの容疑で三重県警に逮捕された。津地検は同年4月、「殺意を認める証拠がなかった」として強制わいせつ致死と窃盗の罪で起訴した。