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2030年に原発や火力発電などの電源をどういう割合にして国の電力をまかなうかを決める「エネルギーミックス」の議論で、経済産業省は再生可能エネルギーによる発電量が全体の20%以上になる見通しを示しました。
再生可能エネルギーの比率については、去年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」に「約2割を上回る水準」を目指すと明記されていました。
経済産業省は10日、有識者の会議で2030年時点での太陽光、地熱、水力、バイオマス発電の4つの電源の発電量を合計するとおよそ2000億キロワットアワーになると予測。全体の20%以上となる見通しを示しました。
今後は、2010年度におよそ28%だった原発の比率をどこまで引き下げるかが焦点となっていて、政府は6月をめどに電源の構成を決定する見通しです。(10日20:24)