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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、欧州宇宙機関(ESA)と共同で2016年度に打ち上げる水星磁気圏探査機「MMO」を、相模原市のJAXA相模原キャンパスで報道陣に公開した。
探査は水星研究の先駆者で、イタリアの天体力学者の名前にちなみ「ベピ・コロンボ」計画と名付けられた。JAXAの磁気圏探査機とESAの表面探査機「MPO」の2基で、水星の磁場や内部などを総合的に観測することを目指す。
日本のMMOは、直径180センチの八角柱形で、アンテナを含めた高さは約2・4メートル。4秒周期で自転しながら、約9時間をかけて水星の周りを1周する。