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前節はホームでデポルティーボに快勝(2-0)したバレンシア。通算17勝6分4敗としたチームは、アトレティコ・マドリードを1ポイントかわして4位から3位に浮上した。
ほぼ4カ月振りに3位で迎える今節は、前節出場停止のMFハビ・フエゴおよびDFシュコドラン・ムスタフィが復帰する反面、累積警告のFWロドリゴおよび故障したMFエンソ・ペレスが欠場するため、戦力的な増減は殆どないと言える。一方、故障から回復したもののフル出場はまだ厳しいFWパコ・アルカセルに、デポルティーボ戦の捻挫の影響が気になるFWアルバロ・ネグレドと、前線は若干の不安を抱えている。
一方、前節はアウェーでセビージャに完敗(0-3)したエルチェ。通算7勝6分14敗となったチームは、順位こそ15位で変動なかったものの、18位レバンテとは2ポイント差と再び降格圏内転落の危機を迎えている。
前節とほぼ変わらぬ陣容になる見込みの今節だが、出場停止のDFホセ・アンヘルが不在となる中盤の底には、故障から回復したMFアドリアン・ゴンサレスが起用されると予想されている。
最近6試合で5勝1分とシーズン序盤以上に調子が良いバレンシアだが、数少ない不安を挙げるとすればアウェーでは公式戦6試合クリーンシートがないことだろう。対するエルチェは、ここ2カ月のホームでの試合は、バルセロナおよびレアル・マドリードとの対戦を除くと3試合全て完封勝利と、堅守を押し出した本来の戦いができている。
また、エルチェのフラン・エスクリバ監督は、カンテラ時代を過ごしたうえユースチームの指揮官およびトップチームのアシスタントを務めたバレンシアを熟知している。それゆえ、状況に応じて様々な戦術を用いるバレンシアのヌーノ・エスピリト・サント監督との腹の探りあいにも注目したい。