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2015年3月10日、英スカイニュースは、過激派組織「イスラム国」の元通訳が、同組織の戦闘員がフリージャーナリストの後藤健二さんを殺害する様子を目撃したと語るインタビューを放送した。
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サレという名前の元通訳の男性は、「イスラム国」が後藤さんを殺害したと主張している映像に映っている「ジハーディ・ジョン」の通称で知られる黒い覆面姿の男が、英国人のモハメド・エムワジ容疑者であると語っている。サレ氏は「イスラム国」を脱出してトルコに逃れており、スカイニュースのインタビューには顔をスカーフで覆って応じた。
サレ氏によると、外国人の人質に対しては何度も殺害を演出する映像の撮影が行われており、サレ氏は撮影の度に人質に対して「殺さない。撮影するだけだ」と説明するよう命じられていたという。サレ氏は「ケンジ・ゴトウが殺害された時は、少し遠くから見ていた」と語り、「彼が殺害された後、3、4人がやって来て遺体を車に乗せた。その後、ジョンは別の方向へ去って行った」と述べている。また、ジョンが大親分であり、ジョンが命令し、他のメンバーがそれに従っていたと語っている。
この報道に、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「『ジハーディ・ジョン』という呼び名を使うのはもうやめるべきだ。これは漫画ではないんだ。この残酷なサイコパスには名前があるんだ」
「このようなセンセーショナルな報道をするのはやめてほしい。殺害された人々やその家族に敬意を払ってほしい」
「なぜ『イスラム国』の宣伝になるような報道をしているんだ?」
「モハメド・エムワジ容疑者に関する報道は本当の話ではなくて、MI6(英国の秘密情報部)が『イスラム国』の設立と支援に大きな役割を果たしていることを隠すためなんじゃないかと思う」
「私たちはいつになったら軍隊を派遣して、この残虐な組織を一掃するんだ?」
「この元通訳の男性は、なぜトルコで自由の身となっているんだ?」
「モハメド・エムワジ容疑者を捕まえれば、『イスラム国』を弱らせることができるんじゃないだろうか。彼はナイフ以上の権力を持っているようだ」(翻訳・編集/蘆田)