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16日、ウクライナ南部クリミア半島シンフェロポリで、ロシアへの編入を決めた住民投票1年の記念集会に臨む「クリミア共和国首長」アクショノフ氏(中央)(AFP=時事)
【モスクワ時事】ロシアがウクライナ南部クリミア半島を編入する根拠とした「住民投票」から丸1年の16日、クリミアの中心都市シンフェロポリにある議会で記念集会が開かれた。タス通信などによると「クリミア共和国首長」アクショノフ氏は住民投票を「平和的な蜂起」と表現し、ロシアの軍事介入に触れずに編入を正当化した。
「美人検事長」で知られるナタリア・ポクロンスカヤ氏は「住民投票での団結と意思表示に大変感謝している」と語った。
一方、モスクワでの会議で、プーチン大統領側近のナルイシキン下院議長は「21世紀最大の出来事の一つ」とクリミア編入を持ち上げた。やはり大統領側近のマトビエンコ上院議長も「クリミア住民の民意、大統領の決意、ロシア軍の活動がなければ、クリミアはウクライナ東部のような流血の事態となっていた」と主張した。
健康不安説がささやかれたプーチン大統領は16日、サンクトペテルブルクを訪問。ペスコフ大統領報道官は「(クリミアに行く予定は)まだない」と述べた。