[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
イランの核問題をめぐり、今月末に迫った枠組み合意の期限を前にドイツやイランの外相らが協議を行いましたが、双方の隔たりは埋まりませんでした。
16日にベルギーのブリュッセルで行われた協議には、ドイツやフランス、イランなど4か国の外相のほか、EU=ヨーロッパ連合のモゲリーニ上級代表が参加しました。
イランの核問題をめぐっては今月末までに枠組合意を目指すことになっていますが、会談後、ドイツのシュタインマイヤー外相は「まだいくつかの大きな障害が残っている」と述べました。
欧米はイランに対し核兵器を保有しないよう核開発の制限を求め、これと引き換えに現在、イランに科している原油の輸出禁止などの制裁を段階的に解除することを提案しています。しかし、核開発をどの程度制限するかや制裁解除の方法をめぐり交渉は難航しています。
シュタインマイヤー外相は「まだチャンスはある」とした上で、「技術的な議論はもう終わった。あとは政治的な決断をするかどうかだ」と述べ、イラン側に譲歩を求めました。(17日21:34)