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9日、アブダビの空港からオマーンのマスカットに向けて世界一周飛行に出発した、太陽光飛行機「ソーラー・インパルス2」(AFP=時事)
【アブダビAFP=時事】化石燃料を使わず太陽電池だけで世界一周に初めて挑戦する飛行機「ソーラー・インパルス2」が9日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを飛び立った。旅程は5カ月間で、中国やハワイなどに寄る。
〔写真特集〕太陽の恵み 世界のソーラー発電~ソーラー・インパルス~
操縦席は一つで、オートパイロット機能を使用して2人が睡眠や休憩を取りながら交代で操縦する。操縦士は20分間の短い睡眠でも疲れが取れるよう、ヨガや自己催眠法などの厳しい訓練を乗り越えた。気象予報士や航空管制官などのスタッフで構成する地上管制センターとも連携し、操縦士の睡眠中に問題が発生した場合はスタッフが起こすことも可能。
飛行機はアブダビを出発した後、オマーンの首都マスカットに着陸。アラビア海を越え、インド、ミャンマー、中国などを経て太平洋を横断し、米国を目指す。その後、南欧か北アフリカを経由して7月にアブダビに戻る予定。