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過去最大級のサイクロンが襲った南太平洋の島国バヌアツでは、死者が24人に増えました。離島など地方の情報はいまだ入らず、さらなる被害の拡大が懸念されています。
サイクロンが大小80の島々からなるバヌアツを襲って丸3日が経ち、国連は24人が死亡し、3300人が住居を失って避難生活を送っていると発表しました。
被害状況が少しずつ明らかになる中、首都ポートビラでは復旧活動が始まり、現地に住む日本人の様子も確認されました。
「そこの屋根に直撃してるんです。外の席の上の屋根が落ちているので・・・」(現地に住む日本人)
一方で、首都ポートビラ以外の通信網は、いまだにほとんどが遮断されたままで、今後、離島など地方の情報が入ってくるにつれて、さらなる被害の拡大が明らかになるとの懸念が強まっています。
現地では多くの建物が崩壊し、建物内に備蓄されていた食料も流れ出て失われたとみられているほか、感染症のまん延も指摘されています。(17日04:07)