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中国メディア・人民網は16日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、「中国人観光客がドラッグストアで感冒薬をビタミン剤のつもりで買っている」とする記事を掲載したところ、中国ネットユーザーの注目を集めた。
記事は、日本のあるコンサル企業による調査で、各種非処方薬が電子炊飯器や便座などを抑えて、日本でショッピングをする中国人観光客のあいだで一番人気の商品になっていることが明らかになったと紹介。そのうえで、日本国内のドラッグストア店員が「多くの中国人が総合感冒薬を、風邪を予防して体を丈夫にするビタミン剤だと思って買っている」と語ったことを伝えた。
この記事に対して、微博ユーザーからは「病的だ。しかも軽くないぞ!」、「恥ずかしい」、「薬はむやみに買っちゃダメでしょう……」などといった冷やかなコメントが寄せられた。
また、「日本製品なら何でも良好だという考え方に対しては、言葉が出ない」、「ねじ曲がった社会で培われた、ねじ曲がった価値観」、「多くは個人輸入やってる人が必要以上に薬品の作用を煽り立てたことが原因」という声もあった。
そして、「病的な状態」とあるユーザーが形容する状況に対して「なぜ中国人は中国製品ではなく外国製品を信頼するのか。深く考えるべき問題だ」、「政府は薬品の安全、食品の安全、環境の問題について反省しなければならない」という呼びかけも見られた。
環境汚染などの理由によって、中国国内における健康食品、医薬品のニーズはますます旺盛になっているという。便座や炊飯器などの家電製品とは異なり、薬品は理解不十分のまま使用すれば身体に直接悪影響が出るリスクが高い。
便座の産地がどうこう、という話よりも非処方薬や健康食品に対する知識の啓もうや、中国国内への持ち帰りなどについてしっかりした制度を設けることを考えるべきではないだろうか。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)
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