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2015年3月23日、北京青年報によると、中国外交部はこのほど、紛争から逃れるために中国雲南省に避難してきたミャンマー難民の数が、今年2月中旬から3月7日までのわずか3週間でのべ6万人に達したと発表した。
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政府関係者によると、中国に逃れてきたミャンマー難民は2つのカテゴリーに分けられるという。1つは中国に居住証明を有するか、中国に親戚のいる中国系難民。もう1つは経済的に恵まれている難民だ。後者は雲南省内で部屋を借りるか、ホテルなどに宿泊している。このため、雲南省の多くのホテルが宿泊料金の値上げを実施。なかには1泊800元(約1万5000円)に値上げしたホテルも現れた。雲南省政府はこうしたミャンマー難民を対象にした値上げに対し、厳しい処分で臨むことを各機関に通達。この結果、ホテルの宿泊料金は1泊200元(約3800円)ほどで落ち着いている。
さらに、経済的に困難な状況にあるミャンマー難民に対しては、国境に隣接した臨滄市の耿馬タイ族ワ族自治県、鎮康県、滄源ワ族自治県の3県に合計15カ所以上の避難所を建設。省政府と中国赤十字会が連携してテント村の設営や支援物資の調達、配給に取り組むなど、積極的な人道支援を展開している。(翻訳・編集/本郷)